rosso

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2022.07.29 Fri

理想郷ではないシャングリラなのだ。



どうもどうも



梅雨が終わったと聞いて嘆きに嘆きを重ねている
スギクボです。



梅雨くらい泣いてやろうか。



というか梅雨入った?



こりゃあ野菜や米の値が上がるぜ〜(確信はない)


それで増税なんかされたら
オーバーキルもいいところ。



心の中の安達祐実が

「増税するなら金をくれ」

と叫んでいる。矛盾はしている。

と、思っていましたが最近雨多いな?!
良い事だ。




それにしても最近暑すぎやしません?

ちょっとドライヤーしたら汗だくだし
ちょっと外出ても汗だく。


うちのリビング
クーラーないし、室外機からの熱風で
窓開けても暑いので夏は封印してる。


20度下回ったら解放するので
夏、よろしく。


サマー・イズ・ハード

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「 趣味と特技は似て非なるもの。」


本当はブログを3日にいっぺん程描いていきたいとは持っているんだが
いかんせん書くことが無い。


毎日毎日ブログに書くことを探しているが
日常にそんなものは落ちていない。


だって日常だから。

仕事日はルーティンのように過ごしてるし
なんなら3日連続くらい同じご飯の時もある。

少しは早起きして本でも読めと思うが
人生そんな甘くはない
早起きしたら二度寝させてあげたい。

自分には甘い人生。



日常の中に文を書けるほどの何かがある
生活を送りたいけど
たまにの非日常が心地よくて
調子いいかもとも思う。

京都に住んでる頃は
何もない街だな〜って思っていたけど
大阪に越して来てからは
京都によく行くもんな〜〜。

同じ日々の繰り返しだと
気付けるものも気づけなくなるのか、そうか。


秘事は睫ってやつだ。

毎日が非日常の人って
田舎に行きたがるもんな〜。

毎日が目紛しく動いていると
それはそれで
あっという間に過ぎていくもんね。

難しい。

それに、
なにかあっても
感情を文字に起こすのって難しい。

書くのは好きだが
苦手みたいなところはある。

趣味と特技は
必ずしもイコールではないと痛感した月曜日。

 

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「 海、否、沼。」


最近面白い本を読みました。

 

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「 量 」


髙塚謙太郎

第70回H氏賞受賞

「詩」と「歌」が一体となって届けられる時、その「ことば」には新鮮な美しさが宿る。


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とても難しい本。

今まで沢山文字を読んできて
時には難しい漢字や
知らない言葉が出てきて
⁡ソレを調べ
学びを得ては自分の辞書に落としていくことに
喜びや楽しみを感じてきたが

当書はまるで別物。

読んでも読んでも分からない。


漢字が分からないとかではなく
意味が分からない。


意味を分かろうとする気力さえ削ぎ落とされる感覚。

自分の語彙力の無さに落胆してしまう。


これが文学かあという感じ。


書かれ方が特殊で

バラバラに書かれたり
円を描いて書かれたり
空白を残して書かれたり。

 

 

 

ひとつの詩を理解せずに
次の詩へ何かヒントを得ようと読むが

放置された一方の詩に

気持ちを引っ張られながら
いつの間にかはぐれていき、
散文していき、散漫になっていく集中力。

詩を解説している注釈が
いつの間にか主体性を持ち、
新たな詩へと

 

 

理解しようとすればする程
言葉は群を成して抽象の境地へと向かっていく。



複雑で、面倒で、美しい、素晴らしい詩群。

三浦しをんさんの
“ 舟を編む ”で書かれていた


「海を渡るすべを持たない僕たちは、そこでただ、佇む。誰かに届けたい思いを、言葉を、胸の奥底にしまったまま。辞書とは、その海を渡る、一艘の舟だ」

が、とても心に残っていて
とても好きなんだが、


言葉が海というならば
この本は沼と表現したい。


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