2020.03.07 Sat
三月
おはこんばんにちは
杉窪です。
なんだか暖かくなると思いきや
まだまだ冬の猛威は収まらず
寒い寒い日がまだまだ続いていますね。
寒さ対策、コロナ対策万全でしょうか。
早く暖かくなってほしいですね。
花粉の猛威が迫りそうですが、
夏にならないとまだまだマスクは手放せそうにないですね。
さて、中々良いサイズのマスクが見つからない
杉窪ですが、
今日、3月6日はお休みを頂いておりましたので
兵庫県立美術館で開催されております、
“ゴッホ展”
に、行きたいと前々から考えておりましたので
モチベーションを上げるべく借りていた
ゴッホの映画を朝から観て行こうかと。
“ゴッホ ~最後の手紙~”
を、観ました。
中学生の頃からゴッホの作品はとても好きで
よく模写していました。
ですが、ゴッホについては何も知らないと
思ったのでこの映画を選びました。
ゴッホの死の真相、ミステリー、人物像。
郵便局長ルーランの息子が、ゴッホを知る人々をたずね歩くお話です。
ゴッホの作品のタッチ一つ一つが動く演出で、
絵描き125名によっ表現されているみたいでワクワクと感動で胸が熱くなりました。
よく知られてはいるが
ゴッホはうつ病で日常的に死を巡らせる事が
多かったみたいです。
でもこの映画を観て感じた事は、
実は、生と死を強く願い
2つの葛藤で苦しんでいるのではないかと感じました。
とても読書家だったゴッホは
妹に宛てた手紙で、
「グラス一杯のワイン、ひと切れのパンとチーズ、そしてパイプの煙草」
と、小説家のディケンズが勧める
自殺防止法を試しているそう。
だから自画像にパイプがよく描かれているのかとここで繋がりました。
そこで、そんな最中のゴッホの作品が見たいと
まんまとモチベーションを上げた杉窪は
兵庫県立美術館に向かう事にした。
第1章「三種の神器」
行くと決めたは良いが、
やはりコロナは怖い。
そんな私は予防策を考えた。
まず、これは欠かせない。
“新雪の如く白く輝く防御神。マスクa.k.a.少しデカい”
なんと外部からの侵入、そして
周りへのエチケットを配慮した代物だ。
次に、
“混沌なるこの世に一筋の光を。クレベリンa.k.a.ほんまに効果あんの?”
ぶら下げているだけで空間や物に付着している菌やウイルスを除去してくれる。
そして最後に
“可愛いアライグマが目印。手ピカジェルa.k.a.めちゃめちゃ手にしみる”
何かに触れたとき直ぐに除菌できる。
この三種の神器を手に私は家を踏み出したのだ。
第2章「不穏な空気」
言わずもがな霊長類最強の方向音痴で有名な
杉窪ですから、
行き先への下調べには余念がありません。
Googleマップと乗換案内は必須です。
1分1秒たりとも狂いのないよう
入念に調べあげます。
どうやら電車で1時間と少しみたいだ。
ちょっとした一人旅。
ウキウキするこの気持ちを
BPM83に乗せて歩く歩く。
映画を見たせいか全てが芸術に見える
わけもなくただ歩く。
少し早く着いてしまったホームで
立ち尽くす。右手にはインスタグラム。
少し時間があればすぐ見てしまう。
楽しみで楽しみで
検索してしまう「ゴッホ展」
そんな中飛び込んで来たのは……
最終章「自粛」
「 休館?!?! 」
なにかが崩れた音がした。
まさか休館だとは。
少し考えれば分かるものだが、
もう属されてしまっていたのだ。
行きの電車を後目にそさくさと
改札を後にした。
やり場のない気持ちは一体どこへ。
作品に触れたかった。
画集や、ポストカード欲しかった。
帰るかこのままどこかえ行くか葛藤していた。
まるで、
生と死を強く願い
2つの葛藤で苦しんでいるゴッホのように……。
[完]
という感じの一日を過ごしました。
いやあ、どこも行けませんよね。
自粛ムードはいつまで続くのか……。
とは言っても感染したくはありませんし
冷めるまで大人しくしておくのが1番ですね。
人に迷惑がかからない程度に
自分達で出来る対策はしっかりしていきましょう。
それでは最後に
“もしゴッホが咳き込んだら”で
お別れとしましょう。
「ゴッホ!!(咳)ゴッホ!!(咳)」
さようなら〜〜〜〜!
杉窪悠生