2016.07.06 Wed
July dress code
今月のテーマ『1960’s fashion』
まずはこの時代のfashionの事を少しご紹介します。
1960年代はfashionか動きだした時代です。
それまでのfashionは貴族や上流階級、映画スターがファッションの中心で「オートクチュール」というハイファッションでした。
60年代に入ると広範囲な消費者層や既製服を着る若者達のfashionが先行する様になり出しました。
社会的な変化の中で貴族や上流階級は高級なビジネスマンやキャリアウーマンに変わり実用的な服の方が良いといった風潮もあり「オートクチュール」の顧客は減り「プレタポルテ」という高級既製服に変化していきます。
ヒッピー
1960年代後半、主にアメリカの若者の間で生まれたムーブメント
ベトナム戦争への反対を発端に伝統、制度、価値観に縛られた社会生活を否定し、自然と愛と平和と芸術と自由を愛している
fashionの特徴は植物系の色とりどりの柄や頭のバンド
モッズ
60年代半ばビートルズから派生したイギリスのグループサウンズのファッション
fashionの特徴は長髪、船員帽、水玉、花柄などの派手な柄でウエストを細くしたシャツ、股上の浅いスリムパンツ、幅広ネクタイ、ブーツ
三つボタンでVゾーンが狭くシルエットが細身のモッズスーツや、そのアウターで今もよく冬に着ているモッズコートも流行しました。
アイビールック
アメリカ8大学で結成されたフットボール連盟の学生が着ていたファッション
fashionの特徴はボタンダウンシャツ、三つボタンブレザー、コインローファー
その頃日本ではアイビールックの流行からみゆき族と呼ばれる若者達が出現
男性はチェック柄のボタンダウンシャツ、アンクル丈のパンツ、ローファー、VANというブランドのカバン(紙袋のクラッチバック)を持つのがステータス
女性はロングスカートのバックに共布のリボンベルトを結び2つに折ったハンカチーフを頭にかぶっていました。
ミニスカート
マリークワントが発表。その広告塔になったのがモデルのツィギーで彼女がミニスカートを履いた瞬間世界中に広がりました。
日本ではみゆき族に続いてのトレンドの一部になりました。
前置きが長くなりましたが、rossoの1960’s fashionです。
fashionも読み解くと色んな社会情勢に影響を受けていたり、ただ流行ってるだけじゃないんです。そしてやっぱりルーティンしていて、現代のfashionに凄く影響をもたらしていているんだなぁと思いました。
1960’sのfashionが出てくる映画もオススメです。
サウンドオブミュージック
シェルブールの雨傘
UNE FEMME
レトロで可愛い60’s fashionもちょこっと取り入れてみたりしてfashionをもっともっと楽しみましょう(^^)
komori